Comparison of the Effects of High- and Low-frequency Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation on Upper Limb Hemiparesis in the Early Phase ofStroke.
2011 12月 日本
早期脳卒中患者の上肢麻痺に効く
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)の条件を調べてみたそうな。
発症早期の脳卒中患者29人を
次の3つのグループに分けた。
・高頻度(10ヘルツ)rTMSを損傷側の脳に施す。
・低頻度(1ヘルツ)rTMSを健常側の脳に施す。
・偽(ニセ)のrTMSを施す。
5日間の刺激治療を施した後、
握力と指を動かす速さを計測比較した。
その結果、
高頻度グループの改善程度がもっとも優れていた、
というおはなし。
感想:
TMSには大きな可能性を感じてはいるけれど、
・10ヘルツで刺激すると脳の活動が亢進し、
・1ヘルツで刺激すると抑制される。
といった話はどうにも理解ができない。
人の身体を単純化しすぎていると思う。