脳梗塞で重症の上肢麻痺になった患者への
反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)の効果を調べたそうな。
脳梗塞発症後5-45日以内の患者30人について、
ダメージを負った脳と反対側の脳に
低頻度のrTMS治療を2週間にわたり10セッション施した。
比較のために偽の刺激を与えるグループも作った。
その結果、
・ほとんど全ての患者で全セッションをクリアすることができた。
・副作用はまったく見られなかった。
・上肢機能に著しい改善が見られた。
・ただし偽刺激グループでは何の改善もなかった。
rTMS治療法は重症片麻痺患者にも効果が
ありそうなことがわかった、
というおはなし。