Predictors of upper limb recovery after stroke: a systematic review and meta-analysis.
2011 10月 イギリス
脳卒中後の上肢運動機能の回復目安になる特徴
について過去の研究を見なおしてみたそうな。
研究データベースから信頼性の高い論文を探したところ、
58件の研究論文が見つかった。
年齢、性別、発症部位、初期の障害程度、運動誘発電位などの
条件を考慮に入れて回復具合を評価したところ、
発症初期の上肢機能の障害程度が
その後の回復具合と一番関連がありそうなことがわかった。
つまり 初め重症な人はいくら頑張っても大して良くはならない、
というおはなし。
感想:
自分も、発症時は 腕も手も1mmも動かなかった。
複数の療法士さんに、
『そのうち動くようになりますよね?』
と訊くと、
『いいえ、そういうことはありません。』
と キッパリ言われたことを思い出す。
ところが、2ヶ月もしないうちに自由に動くようになった。
だからこういう研究は真に受けない方がいい。