Water Immersion to the Femur Level Affects Cerebral Cortical Activity in Humans: Functional Near-Infrared Spectroscopy Study.
2011 12月 日本
浸水療法の脳卒中片麻痺治療への
可能性について調べてみたそうな。
健康な男性9人について、
座らせたまま次の3つの状態に5分間ずつ曝した。
1.水のない状態
2.水を注いでいる状態
3.水に浸っている状態
水位は腿までとし、
水温、気温共に34度に保った。
各状態での大脳皮質の活動を
近赤外線分光法で観察した。
また、血圧、心拍、体温なども測定した。
その結果、
浸水が完了してから1分半ほどの間に
脳の感覚野、運動野の酸素化ヘモグロビンの
量が著しく増加した。
この間、血圧、心拍、体温に変化はなかった。
浸水療法は脳皮質の活動レベルを高めるので、
脳卒中リハビリを促す効果が期待できるかも知れない、
というおはなし。
感想:
要するに風呂に入れってことだと思う。
自分のいたリハビリ病院には温泉があった。
毎日入っていた。
すっごいスピードで回復したのは
そのおかげだったかも知れない。