Perceived Psychological Pressure at Work, Social Class, and Risk ofStroke: A 30-Year Follow-Up in Copenhagen Male Study. 2011 11月 デンマーク
社会経済的状況と仕事のプレッシャーが
脳卒中発生率に関連するかどうかを調べたそうな。
健常な4943人の中年男性を30年間にわたり追跡調査した。
その結果、
社会経済的レベルが中クラス以上の人は、
仕事上の心理的プレッシャーを強く感じていて、
脳卒中になった人のおよそ10%はこの心理ストレス
との関連が強く疑われた。
一方、低所得者クラスでは仕事上の心理ストレスと
脳卒中との関連はまったく見られなかった。
金持ちはそれなりのリスクと代償を払っているのかも
しれない、 というおはなし。
感想:
実際に脳卒中になって手足が動かなくなってみて、
お金のちからの限界を痛切に感じた。
持っているお金の多寡に関わらず、
治る人は勝手に治るし、
治らない人は なにをやっても治らない。
だから寿命を縮めるようなストレスに耐えてまで
仕事をして お金を貯めることの意味、
についてよく考えるようになった。