Self-evaluation of driving simulator performance afterstroke.脳卒中経験者の自動車運転に関する自己評価の精度について調べてみたそうな。
2011 10月 カナダ
30人の脳卒中経験者と30人の健常人について、
・ドライビングシミュレータ検査を実施した。
・神経心理テスト
事前予想、事後評価を申告させて、実際のスコアとのズレの大きさを評価し、自己認識障害の程度とした。
その結果、
脳卒中経験者はいずれの検査についても
自らの能力を著しく過大評価する傾向がみられた。
しかしながら、脳卒中経験者も健常者と同様に、事後に自身の能力を正しく評価しなおしてフィードバックできることもわかった。
この傾向は神経心理テストよりもドライビングシミュレータ検査の結果について顕著であった。
ドライビングシミュレータは脳卒中経験者の自己認識を改める良い機会になる安全な方法であることがわかった、
というおはなし。
感想:
そのとおり。
適性検査に合格して運転を再開した当初は自分の病状をナメきっていた。
崖から落ちそうになったり、駐車中の車にぶつかりそうになったりバイクに追突しそうになったりと
冷や汗ものの体験をいくつもした。
いまは反省し、もう そういうことはない。