Smoking Cessation 1 Year Poststroke and Damage to the Insular Cortex.
2011 11月 スペイン
脳卒中での入院は禁煙する貴重なチャンスでもある。
禁煙に成功する要因について調べてみたそうな。
入院時に喫煙習慣のあった急性期脳卒中患者110人
について1年間追跡調査した。
その結果、
退院時には69.1%の患者が禁煙できていたが、
1年後には40%にまで減っていた。
110人の患者のうち
27人(24.5%)は脳の島皮質に病変があり、
その19人(70.3%)が1年後の禁煙に成功していた。
また、発症以前に禁煙を真剣に考えていた患者ほど
禁煙に成功しやすいこともわかった。
脳卒中をきっかけに禁煙に成功するひとは4割程度であり、
その成否は脳の損傷部位と事前の禁煙意志の有無に大きく左右される、
というおはなし。
島皮質の位置(赤いところ)
wiki
感想:
脳卒中をきっかけにしてなにかポジティブな行動を起こそう
とするアイデアは立派。
自分も入院で数カ月間 ネットへのアクセスを絶たれたので
これでネット中毒から抜けられる… と思ったのもつかの間、
よけいにひどくなってしまった。