Swallowing disorders after ischemicstroke.
2011 10月 ブラジル
脳梗塞後の嚥下障害について調べたそうな。
過去の患者記録を調べて、
脳梗塞で入院が必要になった患者のうち、
以前に関連する病気で入院したことの無い者
596人を分析対象とした。
患者の特徴は、
50.5%が男性、49.5%が女性、平均年齢65.3歳、
79.4%が高血圧、36.7%が糖尿病、42.7%が喫煙、13.3%が死亡
そのうち、
・嚥下障害は19.6%に見られ、
・91.5%は中程度、8.5%は重症だった。
・87.1%は2年以内に勝手に治っていた。
・脳幹部の梗塞が6.8%あった。
嚥下障害は脳梗塞患者のおよそ2割に見られ、
そのほとんどは中程度の症状で、
高齢、糖尿病、脳幹部の梗塞などが危険要因と考えられた、
というおはなし。