食べ物のグリセミック負荷、グリセミック指数と
脳卒中を含む心血管系疾患との関連を調べたそうな。
糖尿病でない 男性8855人、女性10753人について、
食事内容をアンケートし、11.9年追跡調査した。
この間に
・男性
冠動脈疾患:581件
脳卒中:120件、
・女性
冠動脈疾患:300件
脳卒中:109件
があった。
炭水化物の主な摂取源はパン、ポテト、スイーツだった。
解析の結果、
・グリセミック負荷は男性の冠動脈疾患に、
・グリセミック指数は男性の脳卒中に、
それぞれ関連があった。
女性には同様の関連は見られなかった。
炭水化物ばかり摂る男性は心血管系疾患に注意しなさい、
というおはなし。
グリセミック負荷→グリセミック指数に炭水化物の重量をかけた値で、血糖値を上昇させる程度をあらわす指標である。
グリセミック指数→炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値である。