反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法の
脳卒中上肢麻痺への応用はよくあるはなし。
rTMSを下肢の麻痺治療に応用したそうな。
症状のよく似た脳卒中患者24人について、
・rTMS+歩行トレーニング
・偽のrTMS+歩行トレーニング
の2グループに分けて、10セット、2週間
治療を行った。
rTMSは脳の健常側、運動野の足関連部位に
1ヘルツの抑制刺激を10分間与えた。
その結果、
rTMSを受けたグループで
運動誘発電位と歩行の対称性が著しく改善された。
rTMSは左右脳の活動バランスをとり、
さらには歩行リハビリにも効果があるかもしれない、
というおはなし。