Fatalism, Optimism, Spirituality, Depressive Symptoms, and Stroke Outcome: A Population-Based Analysis.
2011 9月 アメリカ
脳卒中患者の性向が、楽観的、宿命論的、スピリチュアル、抑うつ傾向、
のいずれであるかが予後に与える影響を調べたそうな。
2004-2008年に発症した失語症のない脳卒中経験者669人
について調査をおこなった。
その結果、
・宿命論的考えの脳卒中患者は死亡率が4割高く、再発率も高かった。
しかし症状の重症度には関連はなかった。
・同様に、抑うつ傾向の強かった患者は死亡率、再発率、
重症度いずれも やや高かった。
・楽観主義、スピリチュアル好きな患者はいずれも死亡率、再発率、重症度
との関連は見られなかった。
抑うつ傾向のある宿命論者は
脳卒中後の死亡率、再発率 共に高い、
というおはなし。