脳卒中経験者の復職を阻む要因について調べたそうな。
次の3つの視点から
復職で重視するものについて、意見の聞き取りをした。
・脳卒中経験者(10人)の考え:
運動、認知、コミュニケーションなどの神経機能の回復、
社会や周囲の理解が大切。
・職業専門家(21人)の考え:
障害の回復程度に加えて、
仕事の目的に対して現実的かつ柔軟に適応出来る
個人の能力を重視。
・雇用主(7人)の考え:
障害それ自体はまったく問題ではなくて、
仕事を遂行するための基本的要件を備えているかどうかを重視。
脳卒中経験者と雇用主とを仲介する
復職専門家の活躍が期待される、
というおはなし。
感想:
上の雇用主の考えは、
不当な差別と思われないための建前と思う。
リハビリ病院に居たときに
とても大柄な50代くらいの車椅子の男性が、
『これじゃぁ もう仕事ができない
どうやって生活すればいいんだ... 』 。゚(゚´Д`゚)゚。
って 涙を流していたのを思い出す。