Effect of transnasal insufflation on sleep disordered breathing in acute stroke: a preliminary study.
2011 8月 スイス
睡眠呼吸障害は急性期脳卒中患者によくみられ、
予後の悪化につながる。
対策として鼻にマスクをかぶせて空気を送り込む装置
シーパップ(CPAP)があるが、運用がむつかしい。
そこで鼻に管を通して直接気道に空気を送り込む
経鼻吹送法(TNI)の効果を調べたそうな。
睡眠呼吸障害の重い患者10人についてTNIを施行した。
結果、
ほとんどの患者でTNIによる睡眠呼吸障害の改善が見られた。
しかしその効果はCPAPのそれと大差無いため、
CPAPに置き換わるものではないことがわかった、
というおはなし。