Influence of Dysphagia on short-term outcome in patients with acute stroke.
2011 7月 日本
脳卒中後の嚥下障害の有無が退院後の行き先とどう関連するかを調べたそうな。
409人の脳卒中患者について、
その退院時点で、
・140人は自宅に帰った。
・250人はリハビリ専門の別の病院に移った。
・12人は死亡した。
・205人は通常の食事が摂れるようになり、
・96人は嚥下障害のままで栄養チューブを使わざるを得なかった。
・自宅に帰ることのできた140人のうち127人は通常の食事ができた。
・嚥下障害専用食や経腸栄養の必要な患者の多くは自宅に帰ることができなかった。
・自宅に帰ることのできた患者の自立度はそれ以外の患者に比べ高かった。
嚥下障害の有無は自宅に戻ることが出来るかどうか
を決める重要なポイントである、
というおはなし。