Effects of wrist tendon vibration on arm tracking in people post-stroke.
2011 6月 アメリカ
慢性期 脳卒中患者の手首を振動刺激すると
その動作が改善されるかもしれない、と思って実際に確認してみたそうな。
10人の脳卒中経験者と5人の健常人について、
テーブル上で8の字を描かせる動作を数十回行わせた。
途中で70ヘルツの振動を手首の腱に与えた。
この動作を追跡記録し、速度や移動距離を解析した。
その結果、
振動刺激前は動作がぎこちなく、手の動作速度にもむらがあった。
振動刺激によって動作速度は安定し、スムーズな動きになった。
これは手首腱の振動刺激によって脳神経系のいろんな働きが
改善されたために違いない、 というおはなし。
感想:
聞いたことがある話だな…と思っていたら、
これと同じ研究者のあたらしい論文だった。