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2011年7月31日

ワルファリン→脳出血→死亡 が急増中


Effect of Increased Warfarin Use on Warfarin-Related Cerebral Hemorrhage: A Longitudinal Population-Based Study.
2011 7月  フィンランド



ワルファリンに関連した脳出血の傾向について調べたそうな。

1993-2008年の間にデータベースに登録された脳出血患者について


・この間にワルファリン利用者は約4倍に増えた

・全ての脳出血患者のうち 19%はワルファリン利用者だった。

・1年生存率はワルファリン利用者が35%、非利用者が68%だった。


・ワルファリン関連の脳出血発生率と28日間死亡率は減少傾向にある。



というおはなし。

2011年7月30日

産後の肥立ちが悪く脳卒中になるママが増加中


Trends in Pregnancy Hospitalizations That Included a Stroke in the United States From 1994 to 2007: Reasons for Concern?
2011  7月 アメリカ



妊婦の脳卒中について最近の傾向を調べたそうな。


過去12年間で妊娠中もしくは出産後3ヶ月以内に

脳卒中になる件数が5割ほど増えた。


妊婦が肥満、高血圧、糖尿病、心臓病の1つでも持っていると

脳卒中になるリスクが2倍になる。


特に、高血圧が一般化していて、

出産後3ヶ月以内に脳卒中になった患者の4割以上に高血圧が見られた。

(12年前は3割以下だった。)


胎児への影響から投薬治療を行いにくいので、

早くからよく観察して適切な指導を心がけなくてはならない、


というおはなし。
図:妊婦

2011年7月29日

血圧は下げているのに以前より硬くなる不思議


Male Sexual Disorders FollowingStroke: An Overview.
2011 7月  イタリア



脳卒中患者のQOLの一側面である性の問題についての研究は多くない。



脳卒中後の性機能の低下は男性によく見られ、

性欲減退、勃起障害、射精未遂などが報告されている。




これには複数の要因が関係していて

・梗塞の位置、病歴、投薬状況

・再発恐怖、低自己評価、不安、抑うつ、

などが考えられる。



問題解決には専門家の協力が必要であり、

リハビリプログラムのなかに取り入れるべきである、


といったおはなし。

2011年7月28日

己のバカさ加減に自覚が無いのが高次脳機能障害の特徴


Driving ability instrokepatients with residual visual inattention: A case study.
2011 7月 フィンランド




3人の右脳梗塞患者について

自動車運転再開の可否を判断するために


行動性無視検査:Behavioural Inattention Test (BIT)

というテストを行った。


その結果、

いずれも空間無視がなかったので路上に出て再評価したところ、

運転可能であると結論した、 というおはなし。





感想:

行動無視検査を検索したらこんな文献があった。

Behavioural Inattention Testを用いた高齢ドライバーの認知機能評価に関する基礎的研究



読むと、


この種の検査をするとあまりに単純な内容ゆえ

痴呆の検査と勘違いされて検査拒否に遭うことがよくある
、と書いてある。




自分も発症直後、STから同じような検査を延々とされて、

これにいったいなんの意味があるのかわからない!

と文句を言って検査を中断させた思い出がある。

2011年7月27日

言語障害には鍼灸治療もプラスしなさい


Post-stroke speech disorder treated with acupuncture and psychological intervention combined with rehabilitation training: a randomized controlled trial.
2011 6月  中国




脳卒中後の言語障害への

鍼灸+心理カウンセリング の効果を調べたそうな。



120人の脳卒中患者を40人ずつ次の3グループに分けた。


・比較グループ:通常の言語リハビリのみ

・グループ1:鍼灸治療のみ

・グループ2:鍼灸治療+心理カウンセリング+通常の言語リハビリ





鍼灸治療はツボ:Jinjin,Yaye,Lianquan を主に刺激した。(位置は下図参照)


21日間の治療の後、

顕著な治療効果があった患者の割合は、


・比較グループ:2.5%

・グループ1:15%

・グループ2:50%



であった。


言語障害の治療には通常のリハビリに加えて

鍼や心理カウンセリングなども行うとその効果が大いに増す。



良さそうなことはなんでも試してみなさい、


というおはなし。



ツボ: Jinjin, Yaye, Lianquan(CV23) の位置
写真:言語障害に効くツボ
写真:言語障害に効くツボ

2011年7月26日

脳梗塞 片麻痺 小児 子供の学習リハビリ


Does stroke impair learning in children?
2011 7月  ブラジル



子供の年間脳卒中発症率は10万人中 数人と稀である。



脳卒中を経験した子供の学習能力を調べたそうな。



29人の脳卒中経験のある子供について

読み書き、計算能力を健常な子供と比較した。


・彼らの平均年齢は9.6歳で、

・29人のうち20人は2歳前後で発症した。

・18人は脳梗塞で、

・7人は再発歴あり。

・6人はテストに返答できないほどダメージがあった。

・脳卒中経験者はすべてのテストでスコアが著しく低く、

・認知機能の発達の遅れも見られた。




脳卒中を経験した子供には特別な教育サポートが必要である、



というおはなし。

図:子供脳卒中の認知機能

2011年7月25日

降圧薬をちゃんと飲まない人の脳卒中リスクは6割増し


Low Medication Adherence and the Incidence of Stroke Symptoms Among Individuals With Hypertension: The REGARDS Study.
2011  7月  アメリカ



血圧を下げる薬をきちんと飲んでいない人が

どれだけ危険なのかを調べたそうな。




降圧薬治療を受けている9950人について、

服薬遵守の程度を0,1,2,3,4 とランク付けして分類した。

数字がおおいきほど服薬を守っていないことを示す。



脳卒中固有の以下の症状の有無を6ヶ月ごとに電話インタビューし、

4年間追跡調査した。

・身体の一方の側の脱力感

・しびれ感

・片目または両目の失明

・視野半分の喪失

・他人の言う事がわからなくなる

・話したり書いたりができなくなる





調査の結果、

服薬遵守の程度が悪くなるにしたがって、

脳卒中症状を経験した人の割合が

15%(ランク0)→25%(ランク3,4)  に増えた。



これはきちんと薬を飲んでいる人に比べ、

服薬を守らないと脳卒中になる危険性が6割増える

ことに相当することがわかった、


というおはなし。








感想:

考えていたより服薬遵守の効果は小さいな…

と思った。




降圧薬を飲むと

頻尿、口渇、しびれ増加

など都合の悪いことがいくつかある。




今後はもっと適当に薬を飲もうと思う。

2011年7月24日

脳梗塞の季節がやってまいりました。 水分、すいぶん


Seasonal Variation of Stroke Incidence in Japan for 35631 Stroke Patients in the Japanese Standard Stroke Registry, 1998-2007.
2011  7月  日本




脳卒中の季節変動を調べたそうな。


163の施設が参加する日本人の脳卒中データベースから

原因が明らかな脳卒中事例35631件(1998-2007)

を選び解析した。



次のようなことがわかった。


・心臓が原因でない脳梗塞は冬より夏に多い。

・ラクナ脳梗塞は冬より夏に多い。

・アテローム血栓性脳梗塞も同様に夏に多い。

・心原性脳塞栓と脳出血は夏より冬に多い。





要するに 脳梗塞は夏、脳出血は冬に起きる、


というおはなし。



写真:水分補給

2011年7月23日

くよくよ心配ばかりする人ほど脳卒中になりやすい


Optimism associated with lower risk of having stroke
2011 7月 アメリカ



楽観志向と脳卒中との関連を調べたそうな。



脳卒中ではない50歳以上の6044人について

その楽観的度合いを16ポイント評価した。



2年間の追跡調査の結果、


人生に対する楽観的度合いが1ポイント増えるごとに

脳卒中リスクが9パーセント下がることがわかった。





人生はぜったいにうまくゆく

と考えている人ほど健康になる、


というおはなし。




写真:楽観主義

Dispositional Optimism Protects Older Adults From Stroke: The Health and Retirement Study.

2011年7月22日

嚥下障害があると自宅で暮らすのはキツイ


Influence of Dysphagia on short-term outcome in patients with acute stroke.
2011 7月  日本



脳卒中後の嚥下障害の有無が退院後の行き先とどう関連するかを調べたそうな。



409人の脳卒中患者について、

その退院時点で、

・140人は自宅に帰った。

・250人はリハビリ専門の別の病院に移った。

・12人は死亡した。

・205人は通常の食事が摂れるようになり、

・96人は嚥下障害のままで栄養チューブを使わざるを得なかった。

・自宅に帰ることのできた140人のうち127人は通常の食事ができた。

・嚥下障害専用食や経腸栄養の必要な患者の多くは自宅に帰ることができなかった。

・自宅に帰ることのできた患者の自立度はそれ以外の患者に比べ高かった。




嚥下障害の有無は自宅に戻ることが出来るかどうか

を決める重要なポイントである、


というおはなし。

2011年7月21日

若い脳卒中患者は回復が良く、原因はおもに心臓


Correlation of Causes and Outcomes in Stroke in the Young.
2011 7月  タイ




若年脳卒中患者の原因と予後を調べたそうな。


45歳未満(平均年令36歳)の脳卒中患者85人について

その回復具合を1年間追跡した。


・男性患者の4分の3は30歳以後に脳卒中になった。

・女性患者の発症年齢に偏りはなかった。

・53%の患者は心臓に原因(心房細動、僧帽弁狭窄)のある脳卒中だった。

・79%の患者は障害がほとんどないか完全復職することができた。




というおはなし。

2011年7月20日

身長が高いと脳卒中になりにくい


身長の低い群ほど脳卒中発症のリスクが高い
2011 7月 日本(国立がん研究センター)



日本人の身長と心血管系疾患との関連を調べたそうな。


1万5千人あまりを16年間追跡調査した結果、

身長が低いと脳卒中発症リスクが1.6倍になることがわかった。


これと教育歴との関連は見られなかった、


というおはなし。

写真:身長と脳卒中リスク



感想:

このレポートの元の論文はこれで、

Adult height and the risk of cardiovascular disease among middle aged men and women in Japan.


読むと、

身長と脳卒中発生率との間に逆の関連があるって言っているだけなので、

身長が高いと脳卒中になりにくい


としてもいいはずである。


それをわざわざ、『低身長は脳卒中リスクが高い』と言い直していることから、

このレポートを書いた国立がん研究センターの人には

チビは重い病気になりやすい→社会のお荷物

という偏見があることがわかる。


そして、このレポートを見たネットニュースサイトが

身長が低い人ほど脳卒中リスク大- 国立がん研究センター


と記事にしたもんだから、

さらにそれを引用したブログ記事がこの数日、

多数投稿されて背の低い人が叩かれまくっている。




国立がん研究センターの記事のおかげで、

今後、身長の低い人の生命保険の掛金が上がったり、

謂れなきリストラの対象になったり、婚約を解消されたり…

といったことが起きるかも知れない。




小さいからってナメんなよ!

2011年7月19日

FASTキャンペーンはほんの少しだけ効果があったみたい


StrokePublic Awareness Campaigns Have Increased Ambulance Dispatches forStrokein Melbourne, Australia.
2011  7月 オーストラリア




脳卒中啓蒙キャンペーンの効果を検証してみたそうな。

2004から毎年9月を脳卒中週間として、国立機関が啓蒙キャンペーンを行っている。


さらに、2007年以降は具体気的な初期症状を加え

FAST(Face,Arm,Speech,Time)キャンペーンとし、

すぐに救急車を呼ぶことを推奨した。



このキャンペーン効果を測る指標として

1999-2010の救急車出動件数のうち、脳卒中に関係するものの割合を求めた。



その結果、

FASTキャンペーンを開始した2007年以降について、

脳卒中週間の直後月(10月)の割合が自然増加分に比べ著しく増えた。


例えば、

・2007年は2.62%→3.00%、

・2008年は2.62%→3.05%、

・2009年は2.70%→3.09%



となった。



救急車出動件数を調べることで

FASTキャンペーンに若干の効果があったことがわかった

(出動割合が一時的に0.数%増加した)

というおはなし。




FASTキャンペーン

ビデオ直リンク

2011年7月18日

地方高齢者の脳卒中死亡率は異常


Cognitive Impairment Predicts Fatal IncidentStroke: Findings from a National Sample of Older Adults.
2011 6月  カナダ




高齢者の認知障害の有無と脳卒中死亡率との関連を調べたそうな。



10年間にわたる、65歳以上、9451人の脳卒中患者のデータを再解析した。


その結果、


認知障害があるだけで、

脳卒中死亡率が2倍になることがわかった、


というおはなし。

2011年7月17日

やったことあるけど、Wiiボクシングはなかなかキツイ


Energy expenditure in chronic stroke patients playing Wii Sports: a pilot study.
2011  7月  オランダ



脳卒中により運動機能に制限を負ってしまうと

次第に運動不足の状態になり、さらなる病状の悪化を招くことになりかねない。


かといって運動を継続するのも容易ではない。



しかし、任天堂のWiiスポーツなら興味をもって運動を継続できるかも知れない。



そこでWiiスポーツでどの程度のエネルギー消費量が

期待できるものなのか、実際に計測してみたそうな。




自立歩行のできる慢性期脳卒中患者10人について、

Wiiスポーツのテニスとボクシングを、

それぞれ15分間ずつ、10分間の休憩を入れてプレイしてもらった。



この間、酸素消費量を計測するためのガスマスクを装着した。



座って安静にしている時の酸素消費量との比をもって運動強度(METs)とした。


中程度の運動が3-6METs、激しい運動は6METsより大とする。



結果は、 平均で、

テニスが3.7METs

ボクシングが4.1METs

であった。



Wiiスポーツのテニスとボクシングは、

健康維持に必要な運動量を得られることがわかった、



というおはなし。

2011年7月16日

脳梗塞のあとは動く手足で運動を継続するべし


Exercise improves recovery after ischemic brain injury by inducing the expression of angiopoietin-1 and tie-2 in rats.
2011 7月 中国



運動をすると人の骨格筋のなかで

血管造成が活発になることが知られている。


ひょっとしたら脳梗塞の治療にも応用できるのではないか…

と考えて実験してみたそうな。



実験用ネズミを次の3つのグループに分けた。

・脳梗塞にしたあと 運動させる

・脳梗塞にしたあと 運動なし

・なにもしない





運動はトレッドミル1日30分を2週間継続した。




その後解剖して梗塞の大きさ、血管造成因子の量などを調べたところ、


運動グループでは運動なしグループに比べ

・梗塞の大きさが著しく小さくなっていた。


また、

・血管造成に関わるタンパク質および遺伝子の発現も増えていた。






運動は脳梗塞に イイかもしれない、


というおはなし。





感想:

脳を治すために手足を動かすという発想だから、

片麻痺であれば健常な側の手足をバタバタ

させていれば効果がでそうな気がする。



通常、集中治療室をでると

車椅子に押しこまれて、勝手に動きまわるな!

と言われ、ほとんど運動ができない状況を考えると、


このけんきゅうは重要なことを示唆しているのかもしれない…と思う。

2011年7月15日

なんでこんなに疲れやすいのか?


Poststroke fatigue: an emerging, critical issue in stroke medicine.
2011 8月 韓国



脳卒中後の慢性疲労の特徴について

過去の研究を見直してみたそうな。


次のようなことがわかった。



この疲労感をどのように定義するかによって

その有病率は23%~75%の幅があった。


考えられる要因として、

・身体機能障害 ・合併症 ・飲んでいる薬 ・睡眠障害

・栄養不良 ・うつ ・認知障害 ・脳の損傷、炎症、灌流異常

などが挙げられる。


その症状は長期化し、リハビリを妨げ生活の質を低下させる。


治療法はほとんどなく、効果は薄い。




脳卒中後慢性疲労はありふれた症状であり

その原因は複雑で対策もよくわからない。


さらなる研究が必要である、


というおはなし。







感想:

ブログのアクセス解析をみると、

"脳卒中 疲労"

というキーワードでの訪問が思いのほか おおい。



なるほど... と思う。

2011年7月14日

【伝統医学】治療方法のわからない症状にはとりあえず電流を流す


Does Sensory Transcutaneous Electrical Stimulation Enhance Motor Recovery Following a Stroke? A Systematic Review.
2011 7月 アメリカ




経皮的電気刺激(TENS)療法


脳卒中後の運動機能改善効果を調べたそうな。


データベースからTENS療法に関する 過去の信頼の置けそうな研究を

ピックアップして複数の人間でそれらを再評価した。



15件の研究論文がみつかった。


概ね効果的であるとの結論が多かったが、

TENS療法の施行方法、評価方法ともにみなバラバラで、

結論を出せるほどの充分なデータはなかった、


というおはなし。






感想:

TENSはよく目にしていたけどこれまで注意は払わなかった。

FES(機能的電気刺激)と何がちがうのかさっぱりわからないが、

いずれにしても18世紀当時の最新医学って感じがする。






経皮的電気刺激(wiki)

2011年7月13日

脳卒中=激しい頭痛+遠のく意識 ←ただの思い込み


A Narrative Study of Women's Early Symptom Experience of Ischemic Stroke.
2011 7月 アメリカ



脳梗塞になったあと病院に到着するまでの時間が長いと

tPA治療を受けるチャンスがどんどん減って行く。



女性脳梗塞患者は男性に比べ病院到着時間が遅いことが知られている。


その理由を調べてみたそうな。



脳梗塞になって1年未満の、24-86歳の女性9人に面談して

発症当時の様子を語ってもらいその内容を分析した。




次のようなことがわかった。


・何気ないいつもの動作ができなくなってきて発症に気づいた。

・突然気づいたというよりも、徐々にそうなった感じ。

・その際、自分の身体を客観的に観察できていた。

・ほとんどの人はこの状況を脳卒中とは考えなかった。

・数人はこれを持病の症状の1つと考えていた。

・自分がイメージしていた脳卒中の症状とは違っていたと感じる人もいた。

・これら判断は女性固有の価値観、人生観によるところがおおきかった。




といったおはなし。





感想:

自分も脳卒中っていうのは

ハンマーで殴られるような激しい頭痛とともに

意識が遠のいてゆくものだと思い込んでいた。



ところが、

くも膜下出血を除く9割以上の脳卒中では、

そんなことは起こらない。


これを脳卒中になってから初めて知った。


結構重要なことだと思うんだけどあまり耳にしない。

2011年7月12日

手首をすごい速さでブルブルさせると動きがスムーズになるらしい


Effects of wrist tendon vibration on arm tracking in people post-stroke.
2011 6月 アメリカ



慢性期 脳卒中患者の手首を振動刺激すると

その動作が改善されるかもしれない、と思って実際に確認してみたそうな。


10人の脳卒中経験者と5人の健常人について、

テーブル上で8の字を描かせる動作を数十回行わせた。

途中で70ヘルツの振動を手首の腱に与えた。

この動作を追跡記録し、速度や移動距離を解析した。


その結果、

振動刺激前は動作がぎこちなく、手の動作速度にもむらがあった。

振動刺激によって動作速度は安定し、スムーズな動きになった。


これは手首腱の振動刺激によって脳神経系のいろんな働きが

改善されたために違いない、  というおはなし。







感想:

聞いたことがある話だな…と思っていたら、

これと同じ研究者のあたらしい論文だった。

2011年7月11日

ボツリヌス療法ってホントのところはどうなの?


Casting, taping or stretching after botulinum toxin type A for spastic equinus foot: a single-blind randomised trial on adult stroke patients.
2011 7月 イタリア




脳卒中後の尖足対策にボツリヌス毒素Aを用いたあとの

フォロー方法について調べたそうな。



69人の片麻痺尖足患者について、

ボツリヌス毒素Aを足底筋に注射した後の1週間の処置を

次の3つのグループに分けた。

・テーピング

・キャスティング(ギプス)

・いきなりストレッチング




さらにその翌週は全員ストレッチングおよび歩行訓練を行った。

そして20日後、90日後に歩行機能等を評価した。




結果は、

キャスティング>テーピング>>ストレッチング

の順で治療効果が継続した。



ボツリヌス療法のあとはいきなり動かさずにしばらくギプス固定がお勧め、

というおはなし。

2011年7月10日

貧乏そうな人が脳梗塞の治療を受けられない可能性について


Ethnicity and thrombolysis in ischemicstroke: a hospital based study in Amsterdam.
2011 6月 オランダ



人種間で、脳梗塞治療に違いがでるかどうかを調べたそうな。



2003年から5年間に入院した患者510人を

さかのぼって白人と非白人とに分類した。


・77%(392人)が白人で、23%(118人)が非白人だった。

・非白人患者は若く、血圧が高く、重症度は低かった。

・非白人は白人に比べ血栓溶解療法を受ける機会が著しく低かった。

・病院到着時間の遅れ、年齢等の要因を考慮に入れてもなお、

 非白人患者の血栓溶解治療の機会は白人に比べ少ないことがわかった、





というおはなし。







感想:

いまどきあからさまな人種差別があるとも思えないので、

患者は外見で判断されるってことなんだと思う。



貧乏で保険入ってなさそう、って思われたらアウト。



おそらく日本にも同様の差別はあると思う。


いつも病院に行くたびに保険証の確認をされるし…



救急車で運ばれる前にはスーツに着替えておくとイイかも。

2011年7月9日

アメリカでは肌が黒いと脳梗塞治療が受けられないことがある。いまだに…


Racial Disparities in Tissue Plasminogen Activator Treatment Rate forStroke: A Population-Based Study.
2011 6月 アメリカ




脳梗塞の治療薬tPAの利用頻度が人種の違いに影響されるという噂がある。



黒人の多い地域でこの噂がほんとうかどうかを調べてみたそうな。



tPAは発症後3時間以内でないと効果がない。


コロンビア特別区の7つの救急病院で、およそ1年間にわたり1044人の脳梗塞患者が運び込まれた。


この1044人のうち、


・74%が黒人で、19%が白人だった。

・5%がtPA治療を受けた。

・tPA治療を受けた黒人の割合は白人の3分の1以下だった。

・発症後3時間以内に到着した黒人の割合は白人よりも少なかった。

・3時間以内に到着できた者のうち、tPA治療を受けた黒人の割合は、白人の半分だった。




黒人はなんだかんだと理由を付けられて適切な治療をうけることができていない。


人種への偏見は相変わらず…  というおはなし。

2011年7月8日

脳のむくみを取るには電気鍼がおすすめ


Electro-acupuncture can alleviate the cerebral oedema of rat after ischemia.
2011 6月  中国




電気鍼(はり)が脳卒中後の脳のむくみ(浮腫)を緩和することができるかどうかを調べたそうな。



脳卒中にした20匹のネズミを

電気鍼ありと、なしのグループに分けて、

脳のむくみの度合いをMRIの拡散強調画像で評価した。



その結果

電気鍼グループのネズミの脳の拡散係数が明らかに増加していた。

これは脳の浮腫が緩和されていることを意味する。


電気鍼は脳梗塞後の脳のむくみ治療によさそうである、


というおはなし。







感想:

自分の場合は脳のむくみ対策として、グリセオールという

点滴をひたすら打たれた。

でもこの点滴ってあまり効果がないらしいので、

鍼さんには頑張ってもらいたい。

2011年7月7日

HALで歩行リハビリ体験レポート

私と同じ脳卒中経験者で、

最新リハビリ法を求めていつも各地を飛び回っている

いっぺいさんからHAL体験レポートをもらいました。

転載許可を頂きましたので以下に掲載します。


とても興味深い内容です。

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よーださん


先週と今週の2回、サイバーダイン社製のロボットスーツHALを体験する機会に恵まれました。その報告をします。

今回は下肢のみで、両足タイプのものでした。バランスを保つため、片麻痺でも両足の場合が多いそうです。


HALを使わせてくれたのは、代理店の大和ハウス工業株式会社(ダイワマンの会社です)の方。

装着後、初めて立った時は気分はすっかりロボコップ(サイバーダイン社だけにターミネーターですかね)。 子供(特に男の子)には受けそうな気がしました。


意外だったのは、動かそうとしてから実際にHALが反応するまでのタイムラグがほとんどなかったこと。HANDS療法で使うアイビスの時は、コンマ数秒の反応の遅れを感じました。

動く理屈はHAL もアイビスも同じだと思うので、ちょっと不思議。


いよいよ歩行ですが、私の場合、支持力は十分あるのですが痙縮が大きな問題で、歩行時に尖足、内反やクロートゥが強く出てしまいスピードがあがらない状態でした。


結果から言えば、凄く良かった。骨盤の角度が改善され、痙縮が軽減されました。歩行スピードが増したのが嬉しかった。HALを外してからも良いイメージが残っていてスピードは維持されていました。


健側の左足もアシストしてもらい、左足の力が抜けたのも大きかったかも。左足が頑張りすぎていたのかもしれません。


私の場合は歩容の改善を目指して使いましたが、麻痺の程度に応じて多様な使い道があると感じました。

バランスの問題は目の前にモニターを設置して、重心位置を確認しながら歩く設定にすることも可能でした。足底板にもセンサーが設置されており、重心がリアルタイムで表示されます。(Wiiのバランスボードをグレードアップしたような感じです)


いつも担当してくれている療法士の方も見守ってくれていたのですが、「歩きが変わった、HALを使う時期が丁度良かったのではないか。」と言ってくれました。


HALが半強制的に正しい歩行パターンを体に覚えさせてくれる。これが私には良かった。

私には効果がありましたが、効果を出すためには、患者側にもテクニックが求められます。

HALとケンカしないで、体を協調させる必要があります。身をゆだねるというか一体化させるというか、HALを自分の体の一部として受け入れる独特のセンスも必要だと思います。

HALを楽しめるかどうかもポイントになりそうです。


HALを効果的にリハビリに取り入れるには、療法士の方がHALの特性を正しく理解しているかどうかも重要になると思います。工学系の知識も必要になってくるし、患者側も知識を持っておいて損はなさそうです。

リハビリ向けのロボットの開発は、他のメーカーでも始まっているし、指用のHALも開発が進んでいるらしいので期待したいですね。

今後の課題は、とにかく小型化。サーボモーターが鍵になりそうです。(重さについては、HAL自体に支持力があるため負担は感じませんでした。) 

それから、反射を取り入れられないか。反射を使えれば、もっとスムースな歩行が実現できるはず。

二足歩行ロボットでの応用は既に始まっているので期待したいです(反射の導入については賛否両論で、あまり進んでいないとのことでしたが)。

HALが是非広く普及して欲しい。麻痺の重さに合わせてかなり細かいアシスト強度、アシスト部位の調整が可能な様でしたし、皆に一様な効果は望めませんが、HALで救われる患者さんも多いと思います。

私自身は2回体験しただけですが、機会があればまた試してみたいです。定期的に使えればなお良いですね。rTMSと併用したら、かなりの効果が見込めそうです。

普及の壁は最後はお金でしょうね。

今回、貴重な機会が与えられたことに感謝しています。
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追記:(2016/04/01)

いっぺいさんのオススメ↓↓↓
hikari整体サロン

追記の追記:
HALリハビリ 期待外れだった

2011年7月6日

tDCSは代謝機能をもコントロールする万能の脳刺激法


Brain Energy Consumption Induced by Electrical Stimulation Promotes Systemic Glucose Uptake.
2011 6月  ドイツ



経頭蓋直流電気刺激tDCS

うつ病などの神経心理的な病気の治療に用いられることがある。


tDCSが神経組織のエネルギー代謝に影響を及ぼすかどうかを調べたそうな。



15人の健常な男性について、

tDCSと比較の偽刺激とを混じえて

磁気共鳴を用いたATP代謝分析、および糖代謝検査を行った。


その結果、

tDCSが脳神経活動の活性化のみならず、

その下流にあるいくつかの代謝システムにも影響を与えることがわかった。


tDCSの応用可能性が広がった、


というおはなし。







感想:

なんでこういう結果がでるのか不思議。

この研究者達の脳を調べてみたくなった。

2011年7月5日

低学歴→ 低収入→ 下町暮らし→ 脳卒中

Education Level Explains Differences inStrokeIncidence among City Districts in Joinville, Brazil: A Three-Year Population-Based Study. 2011 6月  ブラジル



ジョインヴィレ市内の各所の住人の社会経済的状況と
脳卒中発生率との関連を調べたそうな。


2005年から2年間、市内を38の地域に分けて脳卒中の
発生件数をカウントした。
1734件の脳卒中があった。
同時に、彼らのの学歴と月収を調査した。



・市全体での脳卒中発生率は10万人中69.5人だった。
・学歴と月収との間には強い相関があり、
・学歴が高いほど脳卒中発生率が低く、
・地域ごとの脳卒中発生率(10万人中)には、37.5人から151.0人のバラつきがあった。




というおはなし。

2011年7月4日

ひとは人生に希望を見出せないと死んでしまう生き物


The 12-month effects of early motivational interviewing after acute stroke : a randomized controlled trial.
2011  7月 イギリス



動機づけ面接というカウンセリング手法が

脳卒中患者の精神状態と死亡率にどう影響するのかを調べたそうな。



動機づけ面接は患者が自律的に問題に対処できるよう

心理的に支援する患者中心のカウンセリングテクニックである。



18歳以上の脳卒中患者411人について、

通常の脳卒中ケアを行いながら、

動機づけ面接あり、なし のグループに分けて

12ヶ月後まで追跡調査した。



動機づけ面接は1回30-60分、数回実施した。

特別なカウンセリング訓練を受けたセラピストが

被験者に面談し、問題点、悩みを聞き、

それにどう対応するかを自ら考えさせ、目標設定する。





12ヵ月後、

精神状態が正常範囲にある人の割合は、

面接なしグループ→37.7%

面接ありグループ→48.0%




死亡率は、

面接なしグループ→12.8%(195人中25人死亡)

面接ありグループ→6.5%(199人中13人死亡)


であった。


動機づけ面接を行うことで死亡率が半分になるという

驚くべき事実が判明した、 というおはなし。









感想:

これ、ものすごくよくわかる気がするんだ。


カウンセリングが脳の治療に役立つということではなくて、


ひとは人生に希望を見いだせなくなったときに死んでしまう…  


そういうことだと思う。


脳卒中はひとの希望を大きく奪ってしまうイベントでありきっかけである。


そして絶望して、よくわからない原因でしんでしまう。


最近、つくづくそう思う。



かといって、無理やり希望や目的を持たせることなんでできやしない。



絶望と希望の境界領域でフラフラしている人を

どちらかに軽く倒してやることはそれほど難しいことではない、  とは思う。




動機づけ面接(wiki)

2011年7月3日

HALが歩行リハビリに向いていないと思うわけ

HAL(ハル)は筑波大学発のベンチャー企業が開発したロボットスーツ。

身障者の自立動作支援に役立つとされ、しばしば衆目を集める。


最近アップされた以下のビデオ(NHK world news)を観て思った。


(1:07~)福島一二三さん74歳は過去に2度脳卒中を患い、

下半身が麻痺し、以来5年間歩くことが出来ない。

ところがHALを着けたとたん、階段を登りだしてビックリ、

という内容。


直リンク





これを観てHALは歩行リハビリの役には立たないことを確信した。




理由:

よく見ると、この爺さんは右側だけの麻痺であり、

左側の上下肢には力が入るであろうことがわかる。


通常、脳卒中片麻痺の高齢者が車椅子の理由は、

転倒予防のために大事をとっているからである。


普通の装具をつけて、転倒を防ぐサポートをしてくれる人がいれば

この程度の歩行はできるはずである。


だから映っている内容それ自体はまったく驚くに値しない。



また、HALを装着後 平地歩行ではなく いきなり階段のシーンになり、

手すりにしがみついていることから、

自立してバランスをとれないことがわかる。



自分の経験から、

脳卒中片麻痺による歩行困難の主な理由は、

脚に力が入らないからではない。


足の裏を含めた下肢の感覚麻痺によって

自らの重心や傾きなどを認識することができず、

状況に応じた動作を素早くとることがかなわないが故に

転倒が恐ろしくて歩けないのである。



HALはパワー支援は得意だがバランス支援機能はない、と考える。



もしもHALのような装置が麻痺患者の歩行支援の

役に立つようになる とするなら、


それは 絶対に倒れない自立歩行ロボットの技術が確立されたのちのはず、 

と考える。



ところが現状はこれ↓である。


直リンク



だからHALは当面、普通の装具以上の役には立たないと思うのである。

追記:
こんな記事を見つけた。
2012年ロボットスーツ(HAL)使用実施/3分の1が途中断念/岡山県のリハビリ検証/装着に手間取り/装置が重い


HALリハビリ 期待外れだった

2011年7月2日

脳梗塞のアト 相貌失認になったひとの例


A patient with prosopagnosia which developed after an infarction in the left occipital lobe in addition to an old infarction in the right occipital lobe.
2011 6月 日本



相貌失認(人の顔がわからなくなる) の事例報告だそうな。



66歳の男性が入院した。

顔や色の識別に問題を抱えている、とのことだった。



その患者は3年前に右後頭葉の脳卒中を患っており、

当時、同名半盲の症状があったが相貌失認はなかった。



今回の検査の結果、相貌失認が確認できた。


医師や看護師はもちろん、自分の家族や友人の

顔も区別することができなかった。



MRI検査をすると、先の右後頭葉の梗塞跡と、

新たに左後頭葉に出血性の脳梗塞がみつかった。



これらのことから、後頭葉の損傷、特にそれが両側で起きると


相貌失認になるのかもしれない、 というおはなし。


2011年7月1日

脳卒中の家族に面会して、あんた誰? と言われる可能性について

When family looks strange and strangers look normal: A case of impaired face perception and recognition after stroke. 2011 6月 オランダ


脳卒中で顔の認識力が低下した人の例だそうな。

JSさんは脳梗塞になったあと、
他人の顔はわかるのに家族の顔がよくわからなくなった。

いろいろ検査してわかったことは、

1.JSさんは他人の基本的な感情表現を理解する能力が低下していた。

2.有名人の顔は理解できるのに自分に近しい人ほどわからなくなっていた。

3.家族の顔をまったく違う特徴で理解していた。




なんでそうなるの?

というおはなし。
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