脳卒中後の嚥下障害に良いとされるツボ(崇骨:Chonggu)の効果を調べたそうな。
283人の嚥下障害を持つ脳卒中患者を次の3つのグループに分けた。
・崇骨に深く(70mm)鍼を刺すグループ
・崇骨に浅く(30mm)鍼を刺すグループ
・従来の複数のツボに鍼を刺すグループ
それぞれについて電気刺激も加え、
1日に30分間x 2回、合計30回の治療をおこなった。
その結果、
効果があった人数の割合は、
崇骨に深く→97%
崇骨に浅く→65%
従来の方法→70%
であった。
ツボ崇骨を狙って深ーく刺す鍼は、嚥下障害の治療にとても効果がありそうである、
というおはなし。
崇骨の位置:第6,7頚椎の棘突起の間
感想:
脊髄の真上から7センチも針を刺すなんて、
恐ろしすぎて食事がのどを通らなくなる気がする。