神経筋電気刺激治療の上肢麻痺改善効果がどのくらい持続するものなのか、
調べてみたそうな。
46名の患者に 通常のリハビリと、
・神経筋電気刺激を与えるグループと
・電気刺激なし のグループ
とに分けて3週間 リハビリを継続した。
その後、6ヶ月間にわたり上肢機能評価を行った。
結果は、
両グループともに著しい機能改善が見られたが、
治療後1ヶ月経つとグループ間で差が見られるようになり、
6ヶ月後には神経筋電気刺激のあったグループの方が
ずっと良い状態を維持していた。
神経筋電気刺激治療を3週間も行うとその後少なくとも
6ヶ月間は効果が持続することがわかった、
というお話。
感想:
神経筋電気刺激って、低周波治療器と何が違うんだろうか?
と思って調べてみた。
どうやら神経筋電気刺激というのは
低周波治療器でやっていることと 動作原理も使用装置もほとんど同じ。
低周波治療器は家電量販店で扱っていて、
大学の偉い人がそれを使うと、なぜか神経筋電気刺激装置になり、
1万円以下で買えるものが20万円になる。
そういうことのようである。