脳の虚血によって神経細胞はダメージを受け壊死につながる。
一方で、鍼灸により脳卒中患者の回復が促されることは知られている。
この働きの細胞レベルでのメカニズムについて調べてみたそうな。
脳虚血にしたネズミのGABA作動性ニューロンの活動をモニターしながら、
百会(Baihui)というツボの刺激の有無による違いを調べた結果、
ツボ刺激があったネズミのGABA作動性ニューロンは
その活動レベルがツボ刺激がないネズミよりも高い状態に保たれた。
ツボ百会(Baihui)の刺激には脳梗塞による神経細胞の壊死を食い止める
働きがあることがわかった、
というおはなし。
百会の位置