A Case of Thalamic Pain Successfully Treated with Kampo Medicine.
2011 5月 日本
視床痛が うまいぐあいに消えてしまった事例の報告。
視床痛は脳卒中のあとに生じることのある非常に激しい痛みであり
その治療法はわかっていない。
対象は64歳女性。
左脳視床位置の脳梗塞のあと、右上下肢の間断のない痛みに悩んでいた。
当初、抗うつ薬(パロキセチン)や抗不安薬(エチゾラム)を投与されたが、
強い副作用や効果が持続しないなどの理由で中止。
その後、
漢方薬の疎経活血湯(そけいかっけつとう)の煎じ薬を飲んだら、
10日後、痛みがほとんど消えてしまった。
漢方のちからは侮れない、 というおはなし。
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