脳卒中後のうつはよくある話だけれども、
この症状は抑うつ気分と無気力(アパシー)の2つに分けることができる。
これらの感情反応の背景を分析すると
"回復に対する強い固執"
という要因が見えてくる。
この感情はこれまで、回復の妨げになるネガティブな要因の1つとして考えられていた。
しかし適度なレベルの"回復に対する強い固執"は
抑うつや無気力の低下と関連があり、結果としてリハビリも捗る。
抑うつや無気力は多くの要因が絡んだ複雑な反応であり、
多面的なアプローチが必要である、
というお話。
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どこかで聴いた内容…と思ったら
この記事と同じ著者だった。
脳卒中後のうつと意欲低下
わざわざアパシーを持ち込んでくる理由はよくわからないが、
脳卒中リハビリが抑うつ対策ではかどるというというのはそのとおりだと思う。
最近は頭や筋肉に電流を流したりするのが流行っているけれど、
患者を壊れたロボットのように考えているようで 実はあまり好きになれない。
だからこういう記事を読むとホッとする。