Noninvasive Brain Stimulation May Improve Stroke-Related Dysphagia: A Pilot Study.
2011 3月 アメリカ
経頭蓋直流電気刺激 (tDCS)の
脳卒中後の嚥下障害への改善効果を調べたそうな。
14人の脳梗塞患者について
損傷を受けていない方の脳へプラスの電極をつないだ。
半数の患者には偽の刺激(電極だけつけて電流を流さない)をあたえた。
その結果、
電流刺激を受けた患者は偽刺激の患者に比べ
嚥下機能スコアに倍以上の改善が見られた。
tDCSは嚥下障害の治療に役立つかも知れない、
というお話。
感想:
バイタルスティムのように喉に電極を貼って刺激するのなら
その考え方は理解しやすい。
ところが
今回のtDCSのように頭に電極を貼ると喉が治る
という発想が一体どこから生まれるのか?
フシギ…
きっと tDCSの腰痛や便秘解消などへの応用を研究している人々が居る、
そういう確信がある。