Contemporary pharmacologic treatments for spasticity of the upper limb after stroke: a systematic review.
2010 12月 アメリカ
脳卒中後の上肢の痙縮を緩和するために有効な
薬剤治療を調べるため、過去の研究を総ざらいして
検証しなおしたそうな。
信用に足る54件の研究成果のうち、
51件がボツリヌストキシン(ボトックス)を用いたものであった。
他にはバクロフェン、チザニジンといった薬もあった。
ボツリヌス療法はとくに大きな副作用も無く、
上肢の痙縮を緩和することのできる薬剤として
現時点での無難な選択肢と言える、
というお話
なんとボトックスは多汗症治療にも用いられていた。
これだけ可愛ければ汗なんて気にならない。