Bimanual Training in stroke: How do coupling and symmetry-breaking matter?
2011 1月 フランス
脳卒中後の上肢麻痺の改善に、
Bimanual training:両手指協調トレーニング
をどのように応用したらよさそうか、
について語っている。
これまでの上肢リハビリは
健常側の手で麻痺手を補うように訓練する、
もしくは
麻痺手を集中的に訓練する(CI療法)
のいずれかが主であった。
このBimanual trainingは両側上肢療法とも違って、
両手指の動きを協調させるのだけれども
まったく同じ動きをさせるわけではなく
あえて異なる動作を求める。
このような動作トレーニングは脳に複雑な刺激を
与えることになり
可塑性を促すとても有望な考え方なんじゃないだろうか、
という なんか そんな話。
正直よくわからなかったけれども
関連する研究が最近増えている様子。
CI療法の効果がかなり疑わしくなってきた昨今、
このBimanual trainingに期待したくなる空気を感じる。