Driving Simulation for Evaluation and Rehabilitation of Driving After Stroke.
2011 1月 オーストラリア
田舎に住んでいると、
脳卒中後の運転復帰は生活上かなり重要な問題である。
運転できないと気持ちは落ち込むし、
病院へ通うことすらできなくなる。
通常、脳卒中の発症時点で3分の1の患者は、その重症度から
もう2度と運転することができないであろうことがわかる。
あとの3分の1は特にトレーニングもなしに運転に復帰できる。
残りの3分の1の患者には運転復帰のためのリハビリが必要となる。
現在、運転トレーニングのための決まった評価方法はなく、
紙と鉛筆を用いた単純なテストのみ、の場合が多い。
運転というのはあらゆる感覚と
運動のダイナミックな相互作用によってなされる
複雑な行為であり、
単純なテストでどうにかなる類のものではない。
この問題を解決するべく、ドライビングシミュレータを開発した。
どうじゃ!
という内容。