Gene expression associated with an enriched environment after transient focal ischemia.
2010 12月 日本
脳卒中後に刺激豊富な環境に置かれると
機能回復が促されることが近年、動物実験などでわかってきた。
それを 遺伝子の働きについても調べてみたそうな。
人為的に脳梗塞にしたネズミを、
・刺激豊富な環境 グループ
・普通の籠 グループ
に分けて、
4週間後 解剖して働いている遺伝子の量を調べた。
なるほど刺激豊富な環境のネズミは運動機能の回復が早かった。
そして、Egr-1, - 2, BDNFというタンパク質の量が脳全体的に減っていた。
脳梗塞後の環境の違いにより、わずか4週間の間に遺伝子の
働き方まで変化していることがわかった、という衝撃的な内容。