上肢リハビリ過程での手首の痙縮、拘縮との関連について
調べたそうな。
脳卒中後6週間以内の
上肢がほとんど使えない患者30人について9ヶ月間追跡した。
いずれの患者にも痙縮はみられた。
回復できた患者には拘縮は見られなかった。
回復できなかった患者には痙縮と拘縮への変化が見られた。
上肢リハビリの可能性については痙縮ではなく、拘縮の有無が重要、
といった内容。
痙縮(spasticity) と拘縮(contracture)
が違うということを今、知った。
重症度で言うと
拘縮>>痙縮
であり
拘縮は不可逆に近い認識のためか、
この種のリハビリ記事では
spasticityはよく見かけるけどcontractureはときどきの印象がある。
拘縮は関節の可動域とその硬さ、
痙縮は異なる速度で筋肉を伸ばしたときの硬さの違い、
で評価する。