Brain Stimulation Can Help Partially Paralysed Stroke Patients Regain Use of Their Muscles, Research Finds
2010 9月 エジプト
"rTMS 5Hzと1Hzのつかいわけ"
のつづき
磁気刺激治療法(rTMS)の麻痺改善効果を調べるべく
脳卒中患者を20名ずつ次の3グループに分けたそうな。
通常のリハビリに加え、
・脳の病側に5ヘルツのrTMS
・脳の健常側に1ヘルツのrTMS
・刺激を与えたフリ
その結果、
偽の刺激以外の2グループで著しい成果があった、とのこと。
なんでも 脳卒中後は
脳の健常側が活動過剰になっているので
1ヘルツで活動を抑制してバランスをとり、
病気側は5ヘルツで働きを増強するのだそうな。
さらにこの被験者グループは発症時期が急性期~慢性期と
幅が広かったけれど、みな同程度に効果が見られたという。
磁気刺激治療法は慢性期患者にも有効である、という結論。
実験結果、背景理論ともに
話がうますぎる気がする。
CIなんとかと同じ匂いがする。