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2010年9月30日

ドッグ療法:犬に引きづられて散歩リハビリ

Effectiveness of a rehabilitation dog in fostering gait retraining for adults with a recent stroke: A multiple single-case study. 2010 1月 カナダ


脳卒中患者の歩行訓練に犬を使った試みの報告。
平均年齢58、4人の脳卒中患者について 犬と一緒に3週間、歩行訓練をさせたそうな。
そのうちの3人は歩くスピードがとても速くなり 杖が必要でなくなってしまった、とのこと。

こういったリハビリ犬を導入すれば退院後、 理学療法士を呼ばなくてもリハビリを続けれられるんじゃないか、 といった内容。
犬リハ


2010年9月29日

脳卒中リチウム療法


Lithium and its Neuroprotective and Neurotrophic Effects: Potential Treatment for Post-Ischemic Stroke Sequelae.
2010 9月 カナダ



いろいろな研究を調べてみると
リチウムには脳神経保護作用があるらしい。
ならば脳卒中後の治療にも応用できるのではないか、という話。



リチウムイオン電池のリチウム。

2010年9月28日

よーく調べると鍼は効果ないみたい


Acupuncture for functional recovery after stroke:a systematic review of sham-controlled randomizedclinical trials
2010 9月 韓国



脳卒中リハビリテーションへの鍼灸の効果を
過去の研究から検証したそうな。

信頼するに足る研究成果がほとんどないこと、
多くの研究はその効果について肯定的ではないこと、
効果があるとする論文も研究者のバイアスが強いこと、
などから
鍼灸は脳卒中リハビリにほとんど効果はないんじゃないか、との結論。





この種の手技の上手、下手に著しく左右されそうなテーマについて
論文だけ調べても正しい結論はでないと思う。


世の中には
アミバもいればトキもいる、ってこと。

2010年9月27日

失語症リハビリの長い道のり


How Long Is the Recovery of Global Aphasia? Twenty-Five Years of Follow-up in a Patient With Left Hemisphere Stroke.
2010 9月 イタリア



脳卒中後の失語症患者の回復過程についての長期記録は少ない。


あるひとりの全失語症患者について、
週3回25年間言語テストを続けてきた記録を報告するという。



最初の1年間は、話し言葉の理解と単語の繰り返しに費やし、
1年後~3年の間は、命名力と読解力の向上。
3年後~25年の間は、発話能力など、かつて有していた機能を取り戻す、

という3段階の様子が見られたそうな。







そういえば

リハビリに終わりはない、ってなことを誰かが言っていた。

2010年9月26日

高齢者の脳卒中後うつ対策:究極兵器は電気けいれん療法


Management of depression in elderly stroke patients.
2010 9月 スウェーデン



ヨーロッパの脳卒中患者の7割は65歳以上である。
高齢者の脳卒中後うつについて過去の研究を調べたそうな。


若干女性に多く、
脳の障害部位、重症度とはあまり関連がない。
脳卒中後すぐにうつになる患者はすぐに治る。


副作用の点から抗うつ薬の使用は重症な人に限られる。


認知行動療法が有効で、

あまりに重症な場合には電気けいれん療法も良いかもしれない、といった内容。






電気けいれん療法(wiki)

こういうものがいまだに行われていることにオドロイタ。

2010年9月25日

きっつキツの加圧ストッキングを我慢して履く必要はないかもよ


Should Patients With Stroke Wear Compression Stockings to Prevent Venous Thromboembolism?
2010 9月 カナダ



足からの血栓が飛んでくるのを防ぐ目的で
脳卒中患者の麻痺足に加圧(弾性)ストッキングを履かせるという習慣がある。
エコノミークラス症候群と同じ理屈。



これの有効性を大規模に調べた研究成果を検証してみたそうな。
(CLOTS研究っていうらしい)




で、ほとんど効果はないらしい


腿まであるストッキングには極めてほんの少しの効果があって、
ひざ下までのストッキングはかえって危険ですらある、とのこと。








自分も入院当日にひざ下ストッキングを履かされたけど、
こんなもの???、って直感した。


でも律儀に2週間くらい履いていた。
むくんで でっかくなった足を小さくすることが
できるんじゃないか…と期待していたからでもある。


そのうち入浴できるようになって
脱ぎ履きのあまりの面倒くささにうんざりして
丸めて捨てたのを憶えている。

2010年9月24日

急性期脳卒中患者へのCI療法は?


Evidence-based therapies for upper extremity dysfunction.
2010 9月 ドイツ



脳卒中後の上肢機能改善法 各種について過去の研究を見直した結果、


どうやら 急性期患者へのCI療法はほとんど効果がないばかりか
がんばるほど害になることがわかった、とのこと。





昨日の記事で)動物実験では急性期の強制使用は有効そうに思えたけれど
人はそう単純ではない、ということと理解。

2010年9月23日

麻痺手を使わざるを得なければ可塑性も生きる


Skilled reaching training promotes astroglial changes and facilitated sensorimotor recovery after collagenase-induced intracerebral hemorrhage.
2010 9月 ブラジル



コラゲナーゼという薬で脳内出血にしたネズミを
手を伸ばさなければ餌が取れない環境に4週間置いたところ
そうでないネズミに比べ感覚運動機能が著しく改善した、とのこと。




脳卒中急性期の上肢強制使用訓練は人間にも良いんじゃないか?…  そんな内容。

2010年9月22日

脈圧が高くても自慢にはならない

High pulse pressure is associated with increased risk of stroke in Japanese: The JMS Cohort Study. 

2010 9月 日本


脈圧と脳卒中になりやすさとの関連を日本人について調べたそうな。

1万人以上について調べた結果、 脈圧が大きくなるほど脳卒中になる危険性も 大きくなることがわかった、とのこと。


脈圧と脳卒中



脈圧について初めて知った。
脈圧=最高(収縮期)血圧 - 最低(拡張期)血圧

140/80 だったら 60 ってこと。


昔はなぜか差が大きいほうがイイって思っていた。

2010年9月21日

ほんだしの味噌汁を飲めば脳卒中ゼロ


cerebral blood flow in stroke-prone spontaneously hypertensive rats.
2010 9月 日本



かつおだしが脳血流にどのように影響するのかを調べたそうな。

脳卒中になりやすい高血圧ネズミを次の2グループ、

かつおだし汁
・水

に分けてそれぞれを 7週間与え続けたとのこと。

その結果、
水グループのネズミはほとんどが脳卒中になったのに対し、
かつおだしグループは一匹も脳卒中にならなかったという。

かつおだしを摂ると脳の血流状態が改善されて
脳卒中の予防につながることがよーくわかった、という内容。


論文をよく見たら Ajinomoto社の研究だった。

きっと、ほんだしは脳卒中予防に効果的、と言いたいんだと思う。

2010年9月20日

運転再開率約6割、6ヶ月以内、半盲事故率約100%


脳疾患を有する者の自動車運転状況と交通事故状況 

平成16年



脳卒中後約6割強の人が発症6ヶ月以内に自動車運転を再開し、 以前より注意しながら運転しつつも 人並みに事故も経験している。

半盲があると、注意を促しても非常に事故を起こしやすいらしい、といった内容。




運転ができると確かに楽しいし便利だ。
けど、自動車は大きな車椅子でもあるわけで、 せっかく歩けるようになったのだから 車椅子に頼らない生活を心がけたほうが良いのではないか、
と思った。

2010年9月19日

トレッドミルよりも平地歩行のほうが訓練効果は高い


Effects of two exercise training techniques on walking function in adult patients with stroke.
2010 7月 ナイジェリア



脳卒中患者の歩行訓練としてトレッドミル
平地歩行とでどちらが効果的か調べたそうな。

12週間の訓練の後、
10メートル歩行にかかる時間と
6分間に歩ける距離で評価したところ、


いずれについても平地歩行させたグループの方が
ずっと良い成績を出した、とのこと。






ちょっと前の研究ではまったく逆の結果だった気がする。

被験者の障害程度の軽重で結果は大きく左右されると思う。

2010年9月18日

脳卒中になりたくなければ野菜を喰え、果物はどうでもいい


Intakes of vegetables and related nutrients such as vitamin B complex, potassium, and calcium, are negatively correlated with risk of stroke in Korea.
2010 8月 韓国



野菜や果物の摂取が脳卒中の予防に良いらしいという噂を検証したそうな。

その結果、
ナイアシンや葉酸も含めたビタミンB群を含む野菜を摂ると
脳卒中になる危険性が著しく下がることがわかった、とのこと。

一方、抗酸化物質であるビタミンC,Eを含む果物の類は、
脳卒中予防と関連がないことがわかった、という内容。




最近、
ナイアシン(ビタミンB3)の評判がすこぶる良い

2010年9月17日

刺激豊富な環境は脳の回復を促すけれど 梗塞も少し大きくなる


An Enriched Environment Improves Sensorimotor Function Post-Ischemic Stroke.
2010 9月 オーストラリア



数々の動物実験から、
脳卒中後に刺激の豊富な環境に置くと
脳機能の回復が早まることが示唆されている。

この効果を確かめるべく過去の(動物)研究を
再調査したそうな。



たしかに
脳卒中後に刺激豊富な環境にさらされると
知覚運動機能が著しく改善することがわかった。

一方で梗塞の大きさが8%ほど大きくなることもわかった、とのこと。



刺激に はしゃぎすぎてはイカンってこと と理解。

2010年9月16日

rTMSは慢性期患者にも大変有効な夢の治療法


Brain Stimulation Can Help Partially Paralysed Stroke Patients Regain Use of Their Muscles, Research Finds
2010 9月 エジプト



"rTMS 5Hzと1Hzのつかいわけ"
のつづき


磁気刺激治療法(rTMS)の麻痺改善効果を調べるべく
脳卒中患者を20名ずつ次の3グループに分けたそうな。

通常のリハビリに加え、
・脳の病側に5ヘルツのrTMS
・脳の健常側に1ヘルツのrTMS
・刺激を与えたフリ


その結果、
偽の刺激以外の2グループで著しい成果があった、とのこと。


なんでも 脳卒中後は
脳の健常側が活動過剰になっているので
1ヘルツで活動を抑制してバランスをとり、
病気側は5ヘルツで働きを増強するのだそうな。


さらにこの被験者グループは発症時期が急性期~慢性期と
幅が広かったけれど、みな同程度に効果が見られたという。

磁気刺激治療法は慢性期患者にも有効である、という結論。





実験結果、背景理論ともに
話がうますぎる気がする。




CIなんとかと同じ匂いがする。

2010年9月15日

NIHSSがゼロでも脳卒中はあり得る


Zero on the NIHSS Does Not Equal the Absence of Stroke.
2010 9月 アメリカ



NIHSS(National Institute of Health Stroke Scale)は
脳卒中の障害度の評価スケールの代表的なものであるが、

この評価法が必ずしも脳卒中のすべての状態を捉えているわけではない
と考えて  調べてみたそうな。


脳卒中の有無は拡散強調MRIで判定した。


その結果、
頭痛、目眩、吐き気などの症状を持つ虚血性の脳卒中がNIHSSスコアが0(ゼロ)として見逃されることがわかった、とのこと。


NIHSSの点数がゼロだからと言って健常者というわけではない、という内容。

2010年9月14日

雨が多い寒い土地の女性は脳卒中になりやすい


Rurality of communities and incidence of stroke: a confounding effect of weather conditions?
2010 9月 日本



脳卒中になりやすさと人口、地理、気象条件との関連を調べたそうな。

12000人以上を10年にわたり追跡した結果、


雨の多い または気温の低い土地に住む女性は
脳卒中にとてもなり易いことがわかった、とのこと。

その仕組みは不明、といった内容。

2010年9月13日

6ヶ月以上経っても理学療法は効果あり


Efficacy of physiotherapy interventions late after stroke: a meta-analysis.
2010 9月 イタリア



理学療法は脳卒中の初期に行われるものであるが、
6ヶ月以上経った患者にも効果があるかどうかを
過去の研究から調べたそうな。



700例以上の患者データから
十分な効果があることがわかった、とのこと。


一般に6ヶ月以降は回復が進まないとされている常識に
疑問を持つべきじゃないか、という内容。

2010年9月12日

キネシオテーピング+ボトックス効果とは


The role of kinesiotaping combined with botulinum toxin to reduce plantar flexors spasticity after stroke.
2010 8月 トルコ


脳卒中後の下肢の痙縮緩和のためのボトックス治療に加え
キネシオテーピングを加えてみたらどうか、という実験をしたそうな。


キネシオテーピングを併用したグループとそうでないグループとで
大した違いは見られなかった、とのこと。





キネシオテーピング、初めて知った。

調べてみると、頭痛や不眠症、多汗症など
いろいろな病気に効く夢の治療法みたいだ。

2010年9月11日

幹細胞の移植治療はまーだまだ


Stem cell transplantation for ischemic stroke.
2010 9月 イタリア


脳梗塞で壊死した脳に幹細胞を移植して
本当に機能改善になるものなのかどうか、
これまでの研究成果を調べてみたそうな。



信頼に足るような研究成果は未だない、とのこと。





数年前NHKスペシャルで札幌医大の医師が
脳梗塞患者に骨髄幹細胞を静脈注射したら
その翌日に患者が歩き出したシーンを思い出した。


きっと、テレビ撮影されていると知った患者が
つい根性出して歩いちゃった、ということなんだと思う。

2010年9月10日

作業療法でボケが改善するわけではなさそう


Occupational therapy for cognitive impairment in stroke patients.
2010 9月 オーストラリア



作業療法で脳卒中患者の認知機能が改善するかどうかを
過去の研究から調べてみたそうな。




どうやら そういった証拠は見つけることができなかった、という内容。

2010年9月9日

CI療法はただの訓練だからいつ始めても効果はおなじ


The EXCITE Stroke Trial. Comparing Early and Delayed Constraint-Induced Movement Therapy.
2010 9月 アメリカ



約200人の 脳卒中後3~9ヶ月の患者を 次の2つのグループに分けて、

・早いグループ-->直ちにCI療法2週間
・遅いグループ-->1年後にCI療法2週間

を受けさせて、実験開始から2年後までその効果を追跡したそうな。


結果は、
どちらのグループにも顕著な改善効果が認められ、
2年後の時点でも その効果の程度にまったく差がなかった、とのこと。

CI療法は慢性期脳卒中患者であっても大変有効である σ( ̄^ ̄) エッヘン
という結論。








これを読んでなにかおかしいな…と思った。


早期リハビリの有効性については論じるまでもない。

にもかかわらず、
早期リハビリでも慢性期患者と変わらぬ改善結果であった、という。

しかもどちらも顕著に改善した、とのこと…



……



CI療法の適応基準を思い出したらその疑念が晴れた。


CI療法は手指を動かすことのできる極めて軽度の麻痺
患者のみを選別したトレーニング法である。


もともと麻痺が非常に軽いので早期リハビリの効果が差になって現れることもない。

治療法ではなく ただの手技訓練法であるため いつ始めても一定の効果が得られる。


そう考えたらすっきりした。

2010年9月8日

半盲リハビリには音響刺激も加えたほうがイイ


Improvement of visual search after audiovisual exploration training in hemianopic patients.
2010 9月 ドイツ


同名半盲四半盲のリハビリには
視覚探索訓練のみよりも、音響刺激も加えた
音響視覚探索訓練の方がずっとよい成果が得られる
ことがわかった、という内容。

図:同名半盲治療装置

2010年9月7日

たかがドライアイとナメていると、脳卒中やガンになる


Comorbidities of dry eye disease: a nationwide population-based study.
2010 8月 台湾


ドライアイの合併症にはどんな病気があるのか、
1万2千人以上の患者について調べたそうな。


その結果、
ドライアイのある人は、そうでない人に比べ、

心筋梗塞,高脂血症,不整脈,末梢循環障害,脳卒中,偏頭痛,
重症筋無力症,関節リウマチ,エリテマトーデス,糖尿病合併症,
甲状腺機能低下症,肝臓病,胃潰瘍,B型肝炎,
貧血,うつ,精神異常,固形がん


などになりやすいことがわかったそうな。

図:ドライアイと脳卒中




ホントかな。

2010年9月6日

とりあえずビタミンDサプリを飲んでおけばOK


Vitamin D Supplementation: A Promising Approach for the Prevention and Treatment of Strokes.
2010 8月 オーストリア



人が屋内で過ごす時間が増え、日光にあたらなくなることで
ビタミンDの欠乏が問題となっている。

過去の研究から
ビタミンDの欠乏が脳卒中の原因となる可能性、
およびビタミンDによる脳卒中の治療効果の可能性が指摘されている。

いまこそビタミンDサプリメントの摂取と脳卒中との関係を明らかにする
研究を実施するべきである、といった内容。






転倒予防にもなるし、ビタミンD万能じゃん。

2010年9月5日

1年以上経っても、3人に1人はうつになる


Post-stroke depression: Prevalence and relationship with disability in chronic stroke survivors.
2010 4月 インド



慢性期脳卒中患者のうつの割合と、
後遺症、病変位置との関係を調べたそうな。


3人に1人が脳卒中後うつになり、
後遺症による機能障害との関連はやや認められたが、
傷ついた脳の位置との関連は見られなかった、とのこと。

2010年9月4日

脳卒中後うつでも死にゃしない


Depression-Executive Dysfunction Syndrome Relates to Poor Poststroke Survival.
2010 5月 フィンランド




脳卒中後うつ実行機能障害
余命について調べたそうな。


うつはあってもなくても余命の長さは変わらなかった。

一方、実行機能障害があると短命で、
うつがプラスするともっと短くなるんじゃないか、という内容。

2010年9月3日

転倒はベッドサイドで起こる


Falls in stroke patients: risk factors and risk management.
2010  イスラエル


脳卒中入院患者の転倒要因を調べてみたそうな。


転倒する者の多くは筋肉の弱った男性片麻痺患者で、

その多くが最初の1ヶ月間に起こる。

早朝または日中のベッドサイドで転倒しやすい。

転倒患者の約9割が血圧や血糖を下げる薬を使っている、とのこと。

図:脳卒中患者の転倒要因



自分も入院2週間目ごろに
ベッドから滑り落ち、 また、降圧薬の効きすぎで視界が消えて
床にへたり込んだ記憶があるので なるほど、と思った。





hemiplegia , hemiparesis ってどっちも片麻痺だと思っていたけれど、

重症度で比較すると

hemiplegia >> hemiparesis

のようだ。(メモ)

2010年9月2日

キンキンに冷やした腕でリハビリがはかどる


Effect of Thermal Stimulation on Upper Extremity Motor Recovery 3 Months After Stroke.
2010 8月 台湾


脳卒中後3ヶ月以上経った患者を集めて、
上肢を低温水槽に浸けて刺激を与える実験を
1日30分、週に3日ペースで8週間続けたそうな。


その結果、
腕を冷やしたグループでは上肢の運動機能が
著しく改善した、とのこと。





猛暑のこの時期には是非試してみたい実験。


でも
自分は脳卒中の初期に 冷たい水や金属など
少しでも温度の低いものに触れると激痛が走っていたので
実際には耐えられなかったろうな…と思う。

2010年9月1日

脳卒中後のセックスリハビリが必要


Perspectives on poststroke sexual issues and rehabilitation needs.
2010 7月 アメリカ


15組の脳卒中患者とそのパートナーについて
脳卒中後の性生活についてアンケートをとって調べたそうな。


その結果、
いくつもの複雑な問題が浮かび上がってきた、とのこと。


リハビリプログラムの中に性生活に関する評価と対策を
取り入れることが必要ではないか、という内容。




自分の入院経験から得た直感なんだけど、

理学療法士とか作業療法士って、
同性愛者(ホモ)が多いんじゃないか…って印象がある。


だから彼らにはこの種の問題について
絶対に介入して欲しくない、って思うんだ。

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