症状が重くないんだったら、さっさと家に返して
自宅をベースにリハビリをする方が
病院でだらだらとリハビリするよりも
長い目で見たときにその回復の程度ははるかに良い、ってことがわかった
と理解した。
なんとなくわからないでもない。
病院ってとこは最弱者を基準に生活のペースが決められている。
リハビリのスケジュールや
食事内容、
各種行動制限、
入浴時間、
などありとあらゆることが じいさんばあさんに心地よく出来ている。
そういうところに回復の可能性が大いにある患者が長く居ると、
周囲の活動基準があまりにも低いため
ダメダメの状態を普通と思い込み満足してしまい、
その後の自分の可能性に思いが至らず、向上心もなくなってしまう。
自分の場合も、
医者は あとふた月ほど長く居させるつもりだったようだけれども、
このままではあぶないと感じ、
半ば強引に退院させてもらった経緯がある。