http://www.asahi.com/health/news/OSK200911160100.html
9病院に断られ1時間20分後に搬送 奈良で発作の男性
2009年11月17日3時31分
奈良県生駒市で7日、自宅で低血糖発作を起こした男性(69)が県内や大阪の9病院に搬送を断られ、通報から約1時間20分後に大阪府の民間病院に運ばれたことがわかった。男性は今も治療中。同市では3月と10月にも患者が6~7病院に搬送を断られ、その後死亡しており、県地域医療連携課は「根本的な救急受け入れ態勢を整備する必要がある」と話している。
市消防本部などによると、7日午後11時45分ごろ、男性の家族から119番通報があった。救急車は6分後に到着。救急隊員は脳卒中の疑いもあるとみて、2次救急の当番病院や県内、大阪府の病院などに照会したが、「処置中」などの理由で断られた。10回目の照会で大阪府大東市の民間病院に搬送が決まり、8日午前1時6分に収容された。
皆ががんばってもこれだけ時間がかかることがある。
自分が運ばれる当事者になった可能性が高いとき、
時間は無駄にできない。
周囲の人間に、
はたして救急救命の必要度は高いのだろうか、それとも…
と検討させている暇を与えてはいけない。
わたしは帰宅途中、鉄道のホームで派手に倒れたので、
駅員さんや乗客の人たちの素早い対応を受けて
近所の病院にすぐに受け入れてもらえた。
おかげで出血量も少なくて済んだ、
と思っている。
意識的に倒れたかどうかは忘れたが…
だからこういう記事を見るにつけ、
必要なとき、
倒れるなら人目の多いところで、できるだけ派手に、
とアドバイスしたい。