健康診断で「血圧高め」と指摘されると
再検査や生活指導、生命保険掛金の増加など
いろいろと面倒なことが起きる。
血圧が高めの人は、
この方法を知っていると とても便利である。
概要:
最近ではメタボ検査のため健診時にウエスト長を計測することが多い。
その際に皆、少なからず腹を凹ませる努力をしていると思う。
これと同様のことを血圧検査において実践する。
しかも慣れればバレずにかなりの値を下げることが可能である。
わたしはこの方法をマスターしてから5年以上、
健康診断で常に120/70レベルのスコアを出し続けてきた。
原理:
心臓は肺と横隔膜で囲まれている。
肺と腹のちからで心臓を押さえつけることで一時的に血圧を下げる。
ヨガの行者の間で流行っていた方法からヒントを得た。
注)これは深呼吸や単なる息こらえとはまったく異なる。
心臓の動き自体を抑える方法である。
しかし、この程度では心臓は止まらないので心配は要らない。
方法:
大きく息を吸い込んで、息を止め、みぞおちに向けて吸い込んだ息を
押し込むように、胸とお腹のちからで強く押さえつける。
もちろん計測中は息を止めていることになる。
コツはとにかく目一杯息を吸う事。
効果:
これだけで収縮期血圧は30は下がる。拡張期血圧も10~20は楽勝。
呼吸を再開すればもとに戻る。
練習と実践:
家庭用簡易血圧計をつけたまま練習することができる。
実際には、健診時、席に着いて腕帯を巻かれている最中に
鼻から息をゆっくりと吸込み、胸を急激に膨らませるような
怪しい動作はしないようにする。
『息を吐いてリラックスして』と言われたら、
口の中の息だけを吐く。
測定中、静かに胸の筋肉と腹のちからで 息を吸って膨らませた肺を力強く押さえつける。
測定が終わったら、さり気なく静かに溜めた息を鼻から吐き出す。
注意点:
この方法をマスターするとほぼ確実に健康診断を無傷でパスすることができる。
しかし高血圧という問題の重大性の認識が著しく遅れることになる。
大事に至る前に素直に病院にかかるべし。
経験者が言うのだからまちがいない。
ps
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さらに追記(2014/06):
反響が大きいので動画を作りました。
この撮影のために降圧薬を4日間止めて、ブラックコーヒーを飲んで5年ぶりに臨みました。iPhoneを右手に持って、一発撮りです。
安静時x3回+[本番]+安静時x2回+[本番]+安静時x1回+[本番]+安静時x1回
の順で記録しています。
特に最後の本番(4:12~)は気合が入っています。
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