元
Psychiatric comorbidity and quality of life in patients with post-stroke emotional incontinence.
2013 12月 韓国
脳卒中で泣き笑いの感情をコントロールできなくなる(感情失禁)患者の特徴を調べてみたそうな。
発症2週間以内の脳卒中患者423人について、精神症状評価尺度検査を行った。
次のようになった。
・12.1% 51人(泣き33人、笑い7人、両方11人)が感情失禁だった。
・感情失禁患者は、強迫症や対人感受性、敵愾心と関連があった。
・これらの関連は脳卒中の神経症状や身体的障害によらなかった。
感情失禁は精神病的側面があって、対人関係にネガティブな影響をもたらす。急性期の脳卒中であっても注意を払いたいものだ、
というおはなし。
感情失禁はPBA(スードバルバーアフェクト)とも言われる。その解説ビデオ。
感想:
さいしょの半年間くらいは 人前で笑いが止まらなくなることが何度かあった。
笑いながら心の中で、『これは脳の異常にちがいない』と冷静に観察している自分がいた。