元
Enhanced apoptosis from early physical exercise rehabilitation following ischemic stroke.
2016 8月 中国
脳卒中後の回復は リハビリをどのタイミングで始めるかにかかっている。虚血による脳の細胞死(アポトーシス)と関連タンパク質からこれを調べてみたそうな。
人為的に脳虚血にしたネズミについて、再還流後
*6時間(ネズミの超早期に相当)
*24時間
*3日
の各時点でリハビリ(回転棒運動30分)を開始するグループに分け、アポトーシスとその促進タンパク質の量を測定した。
次のことがわかった。
・全体として 脳虚血により脳の細胞死が明らかに増加した。
・運動させない場合にくらべ、6時間後に運動させたグループでのみ細胞死が激増した。
・24時間、3日後のグループでは細胞死のさらなる増加はなかった。
・細胞死の増加には促進タンパク質 BAX と caspase-3 が関わっていたが、Bcl-2は関連がなかった。
脳虚血後、超早期リハビリによってアポトーシス促進タンパク質が増え 脳細胞がどんどん死んだ、
というおはなし。
感想:
効果ないばかりか害なんだな、、↓
ランセット誌:超早期リハビリぜんぜん効果ない