元
Emotional prosody expression in acoustic analysis in patients with right hemisphere ischemic stroke.
2015 3月 ポーランド
右脳半球の非言語活動への役割は明らかでないが、発話の感情表現を担っているらしいことはわかっている。
そこで、脳卒中患者の梗塞位置と感情を込めた時の発話パラメータの変化との関連を調べてみたそうな。
右利きで右脳損傷の脳梗塞患者46人と同年齢層の健常者34人について実験したところ、
次のことがわかった。
・喜び、怒り、悲しみを発話表現する際の声の周波数変化の幅は、健常者よりも患者グループで非常に狭かった。
・脳皮質に梗塞がある場合、喜び表現および怒り表現時の低音周波数の変化域が皮質下梗塞の患者よりもずっと制限されていた。
右脳半球の皮質に梗塞があると感情の発話表現が阻害された。右脳皮質は発話感情表現を担っていると考えられる、
というおはなし。
感想:
これ思い出した↓
[コミュ障] 右脳損傷患者は会話から感情を読み取れないことが明らかに