元
Predictors of recovery of functional swallow after gastrostomy tube placement for Dysphagia in stroke patients after inpatient rehabilitation: a pilot study.
2014 8月 アメリカ
胃瘻増設から早くに回復できた脳卒中患者の特徴を調べてみたそうな。
2008-2012に脳梗塞または脳出血で入院し、
嚥下障害のため胃瘻を増設され その後リハビリ部門に移された患者のうち、
退院までに胃瘻が必要で無くなった者とそうでなかった者との医療記録を比較したところ、
次のことがわかった。
・条件に適合する患者は胃瘻増設者の3分の1にあたる32人いた。(残り2/3は介護施設へ直行)
・胃瘻をやめられなかった患者の年齢は非常に高かった。(73 vs. 54)
・脳出血患者のほうが嚥下機能がやや回復しやすかった。(80% vs. 47%)
・左脳損傷患者は嚥下機能回復が非常に良かった 。
年齢が若く左脳損傷の脳卒中患者は、胃瘻増設となっても嚥下機能は早くに回復するであろう、
というおはなし。
感想:
初耳、右脳には嚥下に必要な なにか重大な機能が隠されているのではないか?