テロメアは染色体の末端にあるDNA構造であり、
老化に関係があると言われている。
テロメアの長さと脳卒中との関連について調べたそうな。
1309人の中国人脳卒中患者と、
同性、同年令の1309人の健常人について
白血球のテロメアの長さを測定し、比較した。
また、5年間の死亡率を追跡調査した。
その結果、
・脳卒中患者は健常人に比べ、テロメアの長さが明らかに短かった。
・テロメアが長い者に比べ 短い者は、
脳梗塞のなりやすさが最大2倍 高かった。
・テロメアが短い患者の死亡率は高かった。
・再発率との関連は見られなかった。
テロメアが短いと脳梗塞で死んでしまいやすい
ことがわかった、
というおはなし。